システム・情報・シミュレーション部会(SIS部会)の活動方針

 
      私たちの部会では、その名前が示す通り、化学に関するシステム技術、情報技術、シミュレーション技術の発展に寄与し、活用範囲を広げることを目的とした活動を行っています。部会に設置されている4つの分科会でそれぞれのテーマに合わせた多くの行事を開催し、これらの技術分野および学問の発展に寄与してきました。

インターネットに代表される通信技術、それに計算機の高機能化、低廉化にともなう計算コストの大幅な低下により、情報技術を進化させ続けています。それらにより日常生活が、非常に便利になったことを実感できます。働き方改革の実現や新型コロナウイルスへの対応では情報通信技術の効率的な活用法が1つの鍵となるといえるでしょう。

化学産業は一層の競争力が求められる中で、労働力人口の低下が見込まれるという問題に直面しています。この問題に対応する際には、生産現場を効率化するためのシステム化技術、大量の情報を処理して適切に管理、判断する技術が大きく貢献できます。また、工場の設計や運転、製品開発を支援するシミュレーション技術も重要です。これらの技術が発展するとその問題へ対応できるだけでなく、新しい化学産業の形態が生まれるかもしれません。私たちの部会はそのような興味深い変革に深く関与できると信じています。

今後も本部会では多様な活動を展開していきます。時代に合わせた新しい活動も展開します。2020年3月には、新しくシステム医薬分科会が誕生しました。是非本部会の今後の活動にご注目ください。多くの皆様に本部会の活動にご参加いただけることを願っています。
 
      システム・情報・シミュレーション部会
    R2〜R3年度 部会長 外輪 健一郎