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主催: 化学工学会超臨界流体部会
協賛: 分離技術会、化学工学会関東支部、日本エネルギー学会、廃棄物資源循環学会
二酸化炭素排出量の削減や資源の有効活用の観点から、バイオマス廃棄物の資源化やプラスチック廃棄物のリサイクル技術の開発・実用化が強く求められている。本セミナーでは、亜臨界・超臨界流体場を利用したバイオマス廃棄物やプラスチック廃棄物の利活用に関して、近い将来の実用化が見込まれる研究開発の例と、エネルギー収支の観点からみた亜臨界・超臨界流体のプロセス評価について紹介する。
日時: 平成21年3月8日(月)
セミナー13:00〜17:00、意見交換会 17:15〜18:30
会場: 日本大学理工学部(駿河台キャンパス)1号館3階132教室
〒101-8308
東京都千代田区神田駿河台1-8-14
連絡先;Tel 03-3259-0793(物理応用化学科 松田弘幸)
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/access.html
募集人数 60名
参加申し込み締め切り: 2月22日(月)(定員になり次第締切ります)
参加費 超臨界流体部会員 3,000 円 (講習会テキスト配布、成果報告書なし)
成果報告書の配布を希望する場合は計6,000円
学生 1,000円(講習会テキスト配布、成果報告書なし)
成果報告書の配布を希望する場合は計4,000円
化学工学会正会員および法人会員の社員、協賛団体会員、6,000円、一般 8,000円
(講習会テキスト、超臨界流体部会成果報告集No.6(2009年4月発行, A4版218頁)を含む)
意見交換会参加費 3,500円
プログラム
13:00〜13:05 挨拶 佐古 猛 氏(静岡大学)
13:05〜14:00 佐藤 伸明 氏(信州大学)
「水熱反応を用いたキノコ廃培地の利活用」
長野県の特産のひとつであるキノコ栽培において発生する使用済み培地の利活用に関するコンソーシアム研究プロジェクトが実施された。本プロジェクトでは、水熱反応によりキノコ廃培地に含まれるヘミセルロース画分とリグノセルロース画分を分離回収し、食品産業用のオリゴ糖素材や電機産業用の絶縁構造材料などの高付加価値製品を製造するための一連の要素技術の開発を行った。特に水熱反応による成分分離技術では、実用化を念頭に置いたセミパイロット規模(処理量:20 kg/hr)の連続式処理装置を開発し、キノコ廃培地を含めた各種バイオマス原料への適用について検証した結果を報告する。
14:00〜14:55 清水 達祥氏(藤村通商)
「水熱処理によるプラスチック含有食品廃棄物の粉末燃料化技術」
エネルギー資源としてのバイオマスの問題点は、含水率が高く単位体積当たりの発熱量が少ないこと、組成の変動が大きいこと、短期間で腐敗したりメタン発酵するために長期間の安定・安全な保存が困難なものが多いこと、食品廃棄物では塩分濃度が高いこと等が挙げられる。バイオマス由来の燃料が持つこれらの問題点を克服するために、環境への悪影響がない亜臨界水による水熱処理技術を用いて、プラスチック容器に入った食品廃棄物および未利用(非食用)バイオマスと農業用、工業用、民生用廃プラスチックといったバイオマス+プラスチック混合物から、石炭並みの高発熱量を持ち、イオウ分が少なく、長期保存が可能な、高品位でクリーンな複合粉末燃料を製造する技術について紹介する。
14:55〜15:05 休憩
15:05〜16:00 石川 真毅 氏(住友ベークライト)
「高温高圧フェノールを溶媒としたフェノール樹脂ケミカルリサイクル技術の開発」
超臨界流体技術を応用して、フェノール樹脂製品を対象とした新規ケミカルリサイクル技術を開発した。本ケミカルリサイクル技術の特徴は、亜臨界状態の高温高圧フェノールを反応溶媒として用いることで、硬化したフェノール樹脂を10〜20分間程度の短時間で完全に分解して、化学原料として再生レジンを高収率で回収できることである。本講演では、回分式装置を用いたフェノール樹脂硬化物の分解速度評価や、回収される再生レジンの特性評価、ならびに再生レジンを用いた再生材料の特性評価といった基盤技術確立のための検討について紹介する。さらに、その結果を応用して実用化に向けて行った、ベンチスケールの流通式装置を用いた検討についても紹介する。
16:00〜16:55 後藤 敏晴 氏(日立電線)
「エネルギー収支の視点から高温高圧プロセスのデザインについて考える」
高温高圧場を利用する水やアルコールの超臨界流体場は、エネルギー消費が大きくなってしまいがちである。特に既存のプロセスをこの技術で置き換えようとする場合やリサイクル技術の場合、エネルギー収支を考えて研究を進める必要がある。ここでは、まず始めにエネルギーという視点で収支を考えることの意義について議論する。次にエネルギー収支を評価する方法(エネルギー収支比:EPR)について紹介する。さらに、この評価方法に基づいて超臨界流体技術を評価した例をあげ、この結果を元にエネルギー収支が合うための高温高圧プロセス技術とはどうあるべきかについて議論したい。
17:15〜18:45 意見交換会
講師の方との意見交換
参加申込方法: 超臨界流体部会ホームページhttp://www2.scej.org/scfdiv/seminer.html
からお申込みください。
申し込みフォーム
参加申込要領(ワードファイル,PDFファイル)
申込先 : 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学 多元物質科学研究所 阿尻研究室内
超臨界流体部会 事務局佐藤郁子
TEL&FAX: 022-217-5629, e-mail: i-sato@tagen.tohoku.ac.jp
問合先:静岡大学工学部物質工学科
佐古 猛・岡島いづみ
tiokaji@ipc.shizuoka.ac.jp Tel&Fax: 053-478-1165