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部会の歴史

2002年4月に本「粒子・流体プロセス」部会が発足してはや6年の月日が経過しました。学会全体としては、本部会が発足するまでに、2000年4月の「バイオ」部会の発足を皮切りに、「超臨界流体」、「エネルギー」、「安全」、「エレクトロニクス」の計5つの部会が既に立ち上がっていました。「特別研究会を解消し、部会制に移行する」という本部の意思決定にどのように対応するか、2000年6月頃から水面下での動きが開始されました。

同年静岡大学浜松キャンパスで開催されました第33回秋季大会最終日に「ミキシング技術」、「熱物質流体工学」、「流動層」、「気泡塔・懸濁気泡塔の装置設計」の4つの特別研究会の代表者らが急遽集まり、この4つが一纏まりになって部会を発足させる可能性が模索され、この線で進むことの合意を見て、各特別研究会に持ち帰りました。

同年11月2日、学会本部に特別研究会ならびに研究会の代表者らが招集され、理事会VISION2011委員会作成の資料「部会制結成に当たって」が、部会制ご担当責任者の学会庶務理事から提示されました。その席上、先の4つの特別研究会の合意に基づき、「粒子・流体プロセス」部会を立ち上げたい旨、表明致しました。多くの化学プロセスでは、“粒子(流体)”、“流体(粒子)”および"流体(分散流体)"といった共存関係が見られ、これらはしばしば切っても切れない関係であり、その全体をカバーできる部会を設立することで、より高次な成果が期待されるという思いが込められていました。

翌年2001年4月からの発足を望む理事会の要請もありましたが、その1年後の2002年4月からの発足に備えることになりました。初代部会長には、部会制ご担当の庶務理事を務めておられた薄井洋基先生にお引き受け頂きました。くだんの4つの特別研究会は、部会では各分科会となりさらに粉体プロセス分科会が加わり部会の冠の下、5つの分科会が緩く連帯する形でスタートを切りました。

2年後、部会長は大阪大学の平田雄志先生に引き継がれました。部会創設の理念に基づき部会内の各分科会を横断する新たな企画・行事が遂行されました。

そのまた2年後、部会長は同じ大阪大学の上山惟一先生に引き継がれました。上山部会長のもとでは、3つの部会賞、「フロンティア賞」、「シンポジウム賞」、「技術賞」が制定され、フロンティア賞を除いてその表彰が実行に移されました。また他部会に跨る国際シンポジウムも回を重ねつつあります。今春からは部会長は堀尾正靱先生に引き継がれ、さらなる発展に向けての努力が続けられています。

〔 2008年11月 上ノ山 周 〕