部 会 長 挨 拶


堀 尾 正 靱
(東京農工大学名誉教授 / 早稲田大学客員教授

 このたび上山先生のあとの部会長をおおせつかりました堀尾です。粒子流体プロセス部会は、化学・材料プロセスから環境・エネルギーまで、広い技術課題を支援する基盤領域を担っており、化学工学会の中でも最大規模の拠点部会です。
 本部会には伝統とも言うべき内発力のある高水準の分科会活動があります。それを生かしつつ、分科会というクラスターの集合の中にさらに刺激的な議論の場を作り、有機的な構造をもった部会に発展させ、化学工学会ならではの粒子・流体プロセスの存在感のある部会にしていきたいものです。それは化学工学会を対外的に代表し、その分野の大きな流れを作り出すという部会制度導入時の初心に帰ることでもあると思います。
 そのためには、私たちが研究している多様な粒子や流体およびそれらの複合プロセスの魅力や解決を待たれている課題を互いに共有し、先端的な話題にあふれたトポス(場)を作る必要があります。また、分野間交流を重視し、基礎研究・先端研究をそれぞれ促進し、産官学連携・国際戦略を確立し、人材育成の視点も加味した総合的な立場から、部会セミナーの開催、ニュースレター発行、魅力あるホームページの作成、高い関心を呼ぶ表彰、
Special Issue企画、国際シンポの開催等をすすめ、産業界技術者・研究所員・教員・学生等各会員へのサービスや、各大学・工専等における粒子・流体プロセス系カリキュラムや教材の強化を支援し、マスコミへの発信などにも取り組む必要があります。
 微力ながら、副代表・幹事・分科会代表各位(別表を参照)のお力を得て、部会としての組織力を強化していきたいと思います。関連して、規約、細則関係の充実と徹底、拡大幹事会の重視、総会の開催方法の見直しなども考えております。
 21世紀の中盤をにらんだ部会活動の構築に、皆様のご支援をいただければと思います。