佐藤 隆(化学工学会産学官連携センター) |
既に海外進出を実行し,海外現地に事務所・工場を設立している企業で,業務管理面,人材育成面で苦労しているところが多いことが分かってきた。これには日本流を押し付けるのではなく,現地文化,習慣,常識,就業意識,思考パターンを十分理解した上で解決を目指すことが重要であり,その担い手として日本と海外現地の両方を知る海外留学生の活躍を今後大いに期待している。その観点から,日本企業の採用担当者と海外留学生との交流会を通じ,お互いの考え方の意思疎通を図る場を企画した。