福島原発事故対策検討委員会は、2年半にわたり福島原発事故対策に化学工学者がどのように貢献できるか議論してきた。事故対策が緊急対策から長期の復興に向けての対策に移行している現状を踏まえ,オフサイトの復興,オンサイトの廃炉推進に対して,本委員会のこれまでの活動を総括すると共に、外部関係者を招聘して現状と課題について講演いただく.そして,それを踏まえ,化学工学者に今後望まれる寄与について議論する。