第74年会 シンポジウム 「先端化学産業技術プログラム」講演・参加募集 |
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開催期間 |
平成21年3月18日(水)〜19日(木)午前中 |
開催場所 |
横浜国立大学(横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5)
教育系総合研究棟II (教育学部講義棟7号館)
【会場レイアウト】 |
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○74年会への参加登録をされた方は,無料で「先端化学産業技術プログラム」への発表・参加ができます。今回は,「先端化学産業技術プログラム」のみの参加はできません。
○シンポジウム参加者には、教育系総合研究棟IIの入り口において「先端化学産業技術プログラム」講演要旨集を無料で配布いたします。 |
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セッションテーマ |
キーワード |
オーガナイザー |
S-1 安心・安全を支える新技術・システム(依頼講演)
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リスク管理,システム信頼性向上,非破壊検査,プロセス安全,長寿命化
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藤江幸一(横浜国立大学)
大谷英雄(横浜国立大学)
三宅淳巳(横浜国立大学)
関根和喜(横浜国立大学)
紀平 寛(新日本製鐵)
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概要: 限られた資源・エネルギー容量の下で,社会活動に必要な機能の提供を持続的に実現するためには,既設の設備・機器等の適切な維持管理が必要であり,そのための新たな技術・システムの導入が求められている。本セッションでは,化学プロセスやエネルギー供給プラント,橋梁,石油タンク等の構造物など,社会を支える基盤インフラを対象として,その安全性や信頼性を担保し,リスク低減を図るための新技術・システムの開発や導入状況について紹介する。
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S-2 革新的技術によるCO2排出削減への挑戦(依頼講演)
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省エネルギー,資源・環境制約,エクセルギー,燃料消費最小化,物質・エネルギー再生,コプロダクション,プロセスインテグレーション産業間連携,エネルギー貯蔵・輸送
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堤 敦司(東京大学)
秋山友宏(北海道大学)
加藤之貴(東京工業大学)
林 順一(関西大学)
林 潤一郎(北海道大学)
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概要: CO2排出削減技術は,inputとしての化石・地下資源消費の削減に寄与する省エネルギー技術に集約される.本セッションでは,省エネルギー技術戦略(経済産業省)の中に示された技術コンセプト:「必要最小限の燃料を使う」,「化学反応をうまく使う」,「可能な限り連携する」,「化石資源に極力頼らない」,「エネルギーをうまく蓄え,輸送する」,「化学・熱・電力の総合効率を向上する」,などの視点から,産業界における最新の省エネルギー技術や関連する取り組みを紹介し,セッション参加者による議論を通じて省エネ技術やシステムの現状の問題と今後の開発課題を抽出したい.
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S-3 バイオリファイナリー技術の現状と課題(依頼講演)
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バイオリファイナリー,バイオマス,バイオ燃料,汎用化学品,新材料,エネルギー,環境,地球温暖化,カーボンニュートラル
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福田秀樹(神戸大学)
近藤昭彦(神戸大学)
野田秀夫(Bio-energy)他
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概要: 再生可能資源バイオマスからの大規模な化学品やエネルギーの生産は「バイオリファイナリー」と呼ばれ,地球環境やエネルギー枯渇問題などに対する長期的,根本的解決法として大きく期待されている。本セッションでは,各種バイオマスから最終製品のバイオ燃料や汎用化学品などを製造するためのバイオプロセスや化学合成プロセスなどの課題を明らかにし,産業界と意見交換を図ることを目的とする。
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S-4 プロダクションエンジニアリングの展開
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ものづくり,エンジニアリング,化学工学,技術開発,イノベーション,ブレークスルー,技術開発ツール,運転・保全,環境・安全・快適
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山本一己(綜研化学)
平沢 泉 (早稲田大学)
高木博志(三井化学)
腰塚博美(千代田化工)
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概要: 資源・エネルギーのない日本が,持続的に発展するには,環境に配慮しつつ,高品位の製品,部材,原料を,省資源,省エネルギーで生産する必要がある。このためには,プロダクションに立脚したエンジニアグが要求され,これを支援するのが化学工学である。生産に近いエンジニアより,ものづくりの実際や,今後の展開を講演いただき,ものづくりのエンジニアリングの重要性を共有するとともに,新規なものづくりのためのエンジニアリングを考えることを目的とする。
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S-5 世界の産業の地殻変動と日本の化学関連産業(依頼講演)
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新事業開発,商品開発,技術経営(MOT),経営・技術戦略,情報戦略,研究開発マネジメント,CTO,社会的責任(CSR,コンプライアンス),国際化対応,人材育成,化学工学教育,生産技術とエンジニアリング会社,アウトソーシング
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宮木宏尚(ミヤキ)
谷山巖(元JSR)
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概要: 21世紀に入り,世界の産業界に大きな地殻変動が起きており,わが国の化学関連産業をめぐっても,新たな脅威とチャンスが生れている。本セッションを担当する経営システム研究委員会では,3年程度の長期テーマとして,これらについて@現状認識(環境変化とわが国のポテンシャル),A経営課題の抽出,B課題解決策の研究,という3段階で研究を進め,セッションテーマとして行く。 本年度は,その第1段階として,世界の産業の環境変化とわが国の産業競争力のポテンシャルに関する現状認識を中心に,議論行う。
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S-6 化学工学会技術賞等の受賞講演
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毎年2月に発表される化学工学会賞の中で技術賞など産業界に関連する受賞講演を行う。
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