下山 裕介(東京工業大学)・小野 努(岡山大学)・本間 哲雄(八戸高等工業専門学校) |
イオン液体や超臨界流体といった,特殊な溶媒の特性を利用した材料合成技術が,近年活発に提案される一方,製造された材料の機能性を制御するためには,溶媒固有の溶解性や輸送物性に基づいた材料設計に関する知見の蓄積が不可欠となる.本シンポジウムでは,このような「溶媒特性を生かした材料合成技術」と,「溶媒物性に基づく材料設計」に関する知見を融合することで,新規な材料プロセスの提案や,効率的な設計指針の確立に向けた講演・討論を行うことを目的とする.